全国医療品卸商連合会(全療連)は、都内で2024年度定期総会を開催し、24年度の事業報告および決算報告、25年度の収支予算などを審議し、了承した。また、各地区組合から提出された議案審議では、物流問題と価格高騰による影響への対策や、25年に向けての人材不足問題やITシステム問題への対策などに関して、討議が展開された。
冒頭あいさつに立った松浦由治会長(ピップ社長)は、「昨年5月から新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、人流は徐々に回復し経済活動が正常化しつつあり、インバウンド需要もコロナ禍前を上回る水準で推移している。一方でロシアとウクライナの戦争は未だに続き、イスラエルとガザ地区の戦争も始まった」と指摘。
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