エーザイは26日、アルツハイマー病(AD)の発症や、早期AD治療薬「レケンビ」の副作用の一つであるアミロイド関連画像(ARIA)のリスクに関わるApoE遺伝子検査の実施に向けた共同研究を行うと発表した。国立精神・神経医療研究センターと共に、日本医療研究開発機構(AMED)の認知症研究開発事業において実施する。得られた情報は適正使用に必要な情報として活用することが見込まれる。
日本ではApoE遺伝子検査は未承認であり、保険診療下では同遺伝子情報を収集することができない。そこで共同研究を通じ、「レケンビ」投与患者から採血により、同遺伝子情報を収集し、遺伝子型と治療における安全性・有効性との関係性の知見を蓄積することにした。
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