富士経済は、消費マインドの低下による顧客離れが見られるサプリメントの国内市場を調査した結果をまとめた。それによると、脂肪・コレステロール値改善を中心に苦戦しており、サプリメント市場の2024年は23年比で縮小するとしており、24年市場は23年比1.4%減の1兆0606億円と見込んでいる。一方、スポーツサポートや美容効果は好調を維持している。
調査結果の概要によると、サプリメント市場の23年は人流増加やインバウンド需要の回復により、ドラッグストアなどの店頭チャネルを中心に需要が増加。特に美容サプリメントやビタミン・ミネラルチャージサプリメントが好調だったほか、スポーツサポートサプリメントは、ユーチューバー監修商品や運動後の疲労回復サポートが期待できるとして、アミノ酸の認知が広がったことにより好調だった。
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