日本薬剤師会の岩月進会長は4日の定例会見で、厚生労働省が中央社会保険医療協議会薬価専門部会に公表した薬価調査結果の速報値に言及。「平均乖離率がまだ5.2%あるのかという見方もあれば、5.2%まで下がったという見方もできる。薬価の乖離幅が縮小している事実を反映しているのではないか」とコメントした。
岩月氏は、「中医協で結果の発表があっただけなので、これをそれぞれの関係者がどのように判断するかという話だ。われわれも数字自体についてコメントを出すのは控えたい」としつつも、結果については「一定程度、薬価差益を追求する購入行動が減少しているのか、卸が出せる資金がないのかどちらかだと思う。いずれにしても平均乖離率が下がってきている」との認識を述べた。
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