日本薬剤師会定時総会のブロック質問・一般質問では、5月に公布された改正医薬品医療機器等法で「健康サポート薬局」が「健康増進支援薬局」として認定薬局に位置づけられたことに対し、代議員から健康増進支援薬局が提供するサービスの対価をどう設定していくべきかとの質問が出た。

厚生労働省検討会に参加している橋場元常務理事は「フィーはこれからの議論」と述べた一方、村杉紀明常務理事は「大前提として調剤報酬のフィーは受益者の負担としてなじまない」としつつ、「地域の健康課題を改善していく、改善できた対価や貢献度合いというものを、市町村、保険者、企業からの補助金として地域薬剤師会を通じて認定薬局に支払われるのは否定しない」との考えを示した。
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