医薬品医療機器総合機構(PMDA)は5日、「患者向医薬品ガイド検討会」の初会合を開いた。ガイドは重大な副作用に関する記載等がある医療用医薬品について患者の理解促進を目的に製薬企業が作成しているが、認知度が低い現状を踏まえ、認知度向上やアクセス改善等に向けた改善策を議論する。来夏をメドに取りまとめを行う。
製薬企業が作成する患者向医薬品ガイドは、医療用医薬品に対する患者の理解を促し、副作用の早期発見などを目的に、2006年からPMDAのホームページ上に公表されている。作成対象となる医薬品としては、▽重大な副作用の記載がある▽警告欄が設けられている▽特別に適正使用に関する情報提供が行われている――などとしている。
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