国民民主党は6日、薬価の中間年改定(毎年改定)の廃止を求める緊急申入書を石破茂首相に提出した。薬価制度の抜本的見直しや中央社会保険医療協議会の改革を行うことなどを求めたのに対し、石破氏は「製薬業界の状況は非常に厳しく、創薬力が低下しているなどの深刻さをしっかりと受け止めたい」と応じた。
緊急申入書は4日に加藤勝信財務相宛てに提出したものと同一の内容。
中間年改定は2016年の「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針(4大臣合意)」に基づき実施されているが、当時の前提や環境変化を踏まえて廃止し、薬価制度の抜本的見直し、中医協改革に着手することを求めた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。