厚生労働省は4日、新型コロナウイルス感染症治療剤で塩野義製薬の「ゾコーバ錠125mg」(一般名:エンシトレルビルフマル酸)とMSDの「ラゲブリオカプセル200mg」(モルヌピラビル)について、添付文書の「使用上の注意」の改訂案を薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会に示し、了承された。各品目の製造販売業者に改訂を指示する。
改訂内容として、「重要な基本的注意」の項目を新設した上で、妊娠する可能性のある女性への投与に際しては投与の必要性を十分に検討すること、投与が必要な場合も投与開始前に十分な問診を行い、妊娠していないこと、妊娠している可能性がないことを確認することを記載する。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。