◆2025年が来る。団塊世代が75歳以上になる25年をメドに地域包括ケアの構築実現に動いたのが約10年前。地域医療構想も議論されてきた。議論の開始当初、いくつかの地域を取材した
◆訪問看護師の「ステーションでは平均55歳。(看護師の)跡継ぎは帰ってこない。10年後、私たち65歳ですよ」と嘆く声が耳に残る。その後、その地域は診療所が減り、プライマリケア機能が衰えたと県庁担当者から聞いた。他地域では1人薬剤師の薬局が多く在宅チームに参画できないこと、薬剤師会の高齢化に悩んでいた
◆コロナ禍は時計の針を進め、高齢社会医療の現実が立ち現れた。時間は進み続ける。40年までに生産年齢人口は1000万人減り、85歳人口は300万人増える。このアンバランスさ
◆厚生労働省は40年に向けた施策の方向性を示している。85歳対策、女性・高齢者・外国人就業率向上、健康寿命延伸、デジタル化、持続的な医療・介護提供体制など。40年版の地域包括ケアの構築、地域医療構想は急務である。
高齢社会医療下の地域包括ケア
2024年12月16日 (月)
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