
乾会長
大阪府薬剤師会は5日の定例会見で、後発品の不安定な流通の現状や薬局での対応状況を把握するため、会員を対象に実施したアンケート調査結果をまとめ公表した。昨年度と比べ、供給状況について後発品で92.2%が、先発品でも78.2%の薬局が「支障が出ている」と回答した。納品が滞ることで調剤業務に影響が出る場合や、製品が流通していないため発注できないなど、安定供給には程遠い現状が示された格好だ。
調査は、昨年11月末から12月中旬にかけて会員薬局3515軒を対象に実施したもの。1581軒から回答を得た。同様の調査を実施するのは4回目。今回の調査では、昨年10月からの長期収載品の選定療養に関する実情なども聞いた。
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