医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議は7日、ドライアイを効能・効果とする「ジクアホソルナトリウム」(販売名:ジクアス点眼液3%、同LX点眼液3%、参天製薬)と「レバミピド」(ムコスタ点眼液UD2%、大塚製薬)の医療用医薬品2成分について、スイッチOTC化の課題と対応策を議論した。日本OTC医薬品協会は、2成分のスイッチOTC化に「賛成」、日本眼科学会と日本眼科医会は「反対」と異なる見解を表明するなど意見が割れた。構成員も賛否が二分したジクアホソルナトリウムは2回目の意見募集を実施する一方、レバミピドは実施せずに改めて同会議で議論する。
ジクアホソルナトリウムの成分情報シートではスイッチOTCとした際の効能・効果を「眼の乾燥感、異物感」、OTCとしてのニーズを「長期で使用しても特段の問題が感じられないから」と記載。意見募集ではスイッチOTC化に賛同する意見が多数だった。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。