◆早いもので今年後半には、診療報酬や調剤報酬の改定に向けた議論が本格化する。既に日本薬剤師会や日本病院薬剤師会は準備を進めている。今回の改定では、候補項目の中から具体的にどの評価が実現するのだろうか
◆毎回の改定によって医療政策上、重視すべき取り組みは異なる。この大きな流れを踏まえた薬剤師の要望は認められやすい。当然ながら、報酬を得るためには根拠となる実績や、効果、実態を数値化したエビデンスも必要になる
◆現場の多くの薬剤師にはおそらく、このような要望実現に向けた要件は十分に理解されていない。水面下で、厚生労働省や職能団体・学術団体の関係者がどう連絡を取り合い、日本医師会や病院団体等とどのように折衝しているのかは見えにくい
◆薬剤師が関わる好事例を掬い上げて改定の議論に乗せるには、現場の薬剤師に改定の枠組みだけでも知ってもらうことが重要だ。それによって、現場からの適切な報告やエビデンスが増えれば、薬剤師の要望はもっと充実するのではないか。
現場からの報告やエビデンスが増えれば
2025年02月26日 (水)
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