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敷地内薬局の影響、薬剤師出向にも

2025年02月28日 (金)

◆基幹病院から薬剤師が不足する地域病院に出向した場合に加算が可能な「薬剤業務向上加算」の算定施設が昨年11月現在で全国17施設まで拡大した。薬剤師出向の準備を進めている病院も増えており、同加算の新設効果が早くも出てきているようだ
◆一方で、自施設の薬剤師数に比較的余裕があるにも関わらず、同加算の要件を満たせず算定できない施設も少なくない。その理由は「敷地内薬局があるから」
◆同加算の算定は「特定機能病院の承認を受けているか、急性期充実体制加算の届出を行っている必要がある」とされている。急性期充実体制加算は敷地内薬局のある病院は算定できないが、国立大学病院など特定機能病院の中では敷地内薬局を持つ病院も算定可能となっている
◆敷地内薬局を持つ病院の薬剤師からは「急性期充実体制加算と特定機能病院がそれぞれの運用だとしても、敷地内薬局を持つ病院で算定できる施設とできない施設が分かれるのは不公平」と恨み節が出た。敷地内薬局の影響は薬剤師出向にも波及している。



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