TOP > 無季言 ∨ 

「トランプ学」

2025年08月01日 (金)

◆トランプ大統領の政策を理解するのは「迷路で地図を逆さに持って歩くようなもの」と生成AIは答えた。5月の大統領令では米国の高薬価構造に切り込む姿勢を見せたが、ここに来て米国製造移管、医薬品関税を強く主張している
◆そもそも米国外で生産しているのは低コストだからでは。高コストの米国生産が薬価に跳ね返らないのか、企業の利益を減らさないのか。どう計算すれば「米国を偉大にする」のか。日本の学者に聞いたが首を傾げる
◆経済学の枠では理解できない。先の生成AIは「トランプ学」だと言う。目玉の減税法もそう。インフレ局面に減税とは?理論上はインフレ、金利上昇、財政悪化だ。同法にはメディケイド、食品購入支援の低所得者向け歳出削減も盛られ、低所得者層は所得減になるとの試算もある
◆安全網の縮小が懸念される。米国は新薬の宝庫のはずだが、平均寿命は日本より5歳以上低く、ここ10年は伸び悩み。トランプ流「米国ファースト」は、患者に希望より試練を与えることになるのではないか。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術