大塚ホールディングス(HD)は今年、2026年までに見込まれる主力2製品の特許満了を乗り越え成長につなげる新薬開発が進展する見通しだ。29年以降の第5次中期経営計画以降の成長ドライバーと見込む8製品のうち4製品を今年申請予定で、複数の製品が第III相試験を開始する方針だ。そのため25年の研究開発費を12%増の3520億円まで増やす。
同社は28年度までの第4次中計を「次世代の成長を生み出す投資を行う5年間」と位置づけており、25年に大きく動く見通しとなった。
同社は26年までに主力品の抗精神病薬「エビリファイメンテナ」、体液貯留を改善する「サムスカ/ジンアーク」の特許切れで3100億円のマイナス影響を見込む。「ジンアーク」は25年に特許満了を迎える。
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