厚生労働省の医薬品等行政評価・監視委員会は17日、2025年度の海外(欧米)調査案を了承した。医薬品に関する広告規制のほか、先駆的医薬品指定制度や緊急承認制度等の対象品目について承認の有無や安全性に関する情報を調査し、収集した情報は委員会の議論に活用する。
25年度は、欧米の薬事制度と個別医薬品の欧米での承認状況等について調査する。薬事制度に関しては米国食品医薬品局(FDA)と欧州医薬品庁(EMA)が行う業務のうち、▽医薬品に関する広告規制▽患者・市民参画に関与する部署の規模▽GMP査察官の官民人材交流の実態――について調査すると共に、これまでの海外調査に関する整理を行う。
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