バイタルケーエスケー・ホールディングス(HD)は、メーカー物流受託事業の拡大に乗り出す。これまで医薬品卸売事業内で展開していた同事業を分離し、単独の事業として新たな収益の柱にしたい考え。2026年度には同事業の中核拠点となる物流センターを神奈川県内に竣工する。倉庫業者、輸送会社のM&Aも推進する方針で、保管能力の拡大と輸送も手がけることを視野に入れる。
27年度までの3カ年中期経営計画で打ち出した新規事業の一つ。28年度以降の成長を見据えた中長期的な取り組みとして、着手する。
同社によると、現在のメーカー物流受託業務は、主に埼玉県の「川口物流センター」と、大阪府の「大阪物流センター」で保管業務を中心に行っている。
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