ピップグループ主催の小売向け展示会「ウエルネスフェスタ2025」が9、10の両日に都内で開催され、当初予想を上回る1480人(昨年比16.8%増)が詰めかけた。記者会見でピップの松浦由治社長は、「健康志向の高まりへの対応だけでなく、気候変動への対応、さらには災害対策も含め、新たな店頭商材を求めて自ら来場する小売企業トップも多かった。われわれの提案を一つでも多く採用いただき、秋からの店頭活性化につなげてほしい」と述べた。

豊富な提案が小売関係者に好評だった
同展示会の目玉と言えるのが、ピップグループが総力を挙げたカテゴリー提案「MDコーナー」で、今回からヘルス・シニア・ベビー・コンフォートの各カテゴリーのパネルについて文字量を大幅削減し、情報量の減少をQRコードで補完する新たな試みを取り入れた。主催側では「見やすくなった点が非常に好感触だった」としている。
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