オムロンヘルスケアは8月29日、三角形型の小型パッド「スポット用パッド」で、手首や足首の小さな関節までケアできる低周波治療器「オムロン低周波治療器 HV-F082-JF」を発売した。

同製品は、凹凸部がある手足などの小さな関節部にも貼りやすく、狙った部位を治療できる「スポット用パッド」が付属した低周波治療器。
新たに開発されたスポット用パッドは、小さな患部にも貼りやすく剥がしやすい、45mm幅の小型の三角形型を採用し、特定の部位に集中した低周波治療を簡単に行うことができる新型パッドとなっている。小型にしたことで、気になる痛みやこりがある特定の部位をピンポイントで治療できる。
また、従来のパッドよりも表面材の厚みを約半分にすることで、パッドの柔軟性を向上させ凹凸がある手や足首などの関節部分にも貼りやすく、しっかりとフィットさせることができる。さらに、付属の筋肉用パッドと関節用パッドのいずれかをスポット用パッドと組み合わせて使用することで、太腿などの大きな筋肉と小さな関節を2カ所同時にケアできる。
このほか、プロアスリートがコンディショニングケアに使用している「マイクロカレント」は、刺激を感じることのない微弱な電流を使った治療モード。痛みのある関節や治療したい筋肉部位に挟み込むようにパッドを貼り付けて、使用する。
目的に合わせて選べる三つの治療モードがある。血行を促進し、筋肉の疲れを取る「リカバリーモード」、痛みの間隔を緩和する「ペインケアモード」、スポーツ分野でコンディショニングケアに使われている「マイクロカレントモード」の三つで、その時の身体の状態や好みに合わせた治療ができる。
なお、スポーツ安全協会の調査によると、傷害事故が発生する部位で最も割合が高いのは手指部で17.6%、次いで足関節の15.9%、膝の9.8%だった。また、同社の低周波治療器を利用しているアスリートやスポーツ愛好家からは、「関節用パッドよりも、もっと細かいところを治療したい」「気になる部分が明確なとき、その箇所だけを狙ってパッドを貼りたい」といった声が寄せられていた。