
社会保障審議会医療部会は19日、経営状況や人材確保など医療機関等を取り巻く状況について議論し、経営状況悪化から補正予算や診療報酬による財政支援を求める声が相次いだ。保険薬局についても、他産業への人材流出を懸念し、薬剤師委員から「地域医療を担う薬局が存続できる対応を強く要望する」との声が上がった。
近年の病院における経営利益率の推移を見ると、2020~22年度は上昇したものの、コロナ補助金が減少した23年度は大幅に低下。厚生労働省の医療経済実態調査の結果でも、21~22年度にかけて損益率はマイナスとなった。
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