キュアコードはこのほど、スポーツ、アウトドア、ヘルス、オートモーティブ、マリンなどの分野で高性能なGPSデバイスやアプリを提供しているGarminが展開するグローバルプロジェクト「Garmin Health」のソリューションパートナーとして、国内で初めて認定された。これによってキュアコードは、臨床研究や企業の健康経営といった分野において、多様なPHR(Personal Health Record)データの取得・活用を強力に推進していく。
今回の認定によって、世界中で信頼されるGarminの精度の高いセンサー技術と、多彩なラインナップを誇るウェアラブルデバイスを、キュアコードの「PHRONTIER」と組み合わせて利用することが可能となる。
これによって、研究参加者はGarminデバイスを装着するだけで、自身の健康データを自動的にシステムへ提供でき、研究者はより質の高いデータを効率的に収集・分析することができるようになる。
「Garmin Health」は、ヘルスケア領域に特化したプロジェクトで、Garminの幅広いウェアラブルポートフォリオと高品質のセンサデータを活用し、健康経営、ヘルスケア、リアルタイムモニタリングや研究などの分野でカスタムソリューションを実現するためのサポートを提供している。導入事例も年々増え、ヘルスケア分野での社会的課題を最新のテクノロジーによるソルーションを目指す様々なプロジェクトが進行している。日本では2020年にスタートしている。
「PHRONTIER」は、PHRデータや特定の疾患データを取得し、医学的な研究や診療に役立てることができるクラウドサービスで使えるPHRアプリシステムのパッケージ。対象疾患や研究内容に応じて柔軟に機能追加が行え、スマートフォンアプリやウェアラブルデバイスから取得するデータを、新たな研究や診療に利用することができる。自治体の健康増進施策、医療機関、製薬企業の新規事業開発、大学・研究機関など、様々なシーンに活用できる。
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