アイリスは21日、AI医療機器「nodoca」の新機能として、ウェブ問診連携機能を新たに提供を開始すると発表した。
今回新たに提供を開始するウェブ問診連携機能では、連携するウェブ問診システムを通して患者の基本情報や問診情報を、医療機関にてnodocaクラウドに新たに打ち直す必要なくスムーズに取り込むことができる。数クリックの簡単な操作で入力が可能となるため、医療機関での入力作業の負担を最小限に抑えることで、臨床現場の利便性向上が図れる。
新機能は、今月末からSymview(レイヤード)、メルプWEB問診(HERO innovation)との連携を開始する。アイリスは今後も、医療現場の業務効率化に向け、各社ウェブ問診システムとの連携をさらに進めていく。
「nodoca」は、咽頭の画像と問診情報等をAIが解析し、疾患に特徴的な所見を検出することで診断を支援するAI医療機器。累計100施設超の国内医療機関が関わり開発された。現在nodocaは、インフルエンザおよび新型コロナウイルス感染症について薬事承認を取得している。
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