コニカミノルタジャパンは10日、外国人や障がい者などの多様な人々を受け入れ、共生する社会の実現を目指す多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」が、東京都の都有施設110カ所に拡大し導入されたと発表した。今回の導入は、東京都が「東京2025デフリンピック」を契機に、デジタル技術を活用し、「いつでも・どこでも・誰とでも」つながるインクルーシブな街・東京の実現に向けた取り組みを進めるために実施された。

都有施設受付窓口での利用イメージ
東京都は昨年6月、都有施設38カ所へ導入後、今回、さらなる受付窓口業務において、障がいのあるなしや、言語の壁を越えた円滑なコミュニケーションの実現に向け、110カ所に拡大したもの。
同社は、2020年から「KOTOBAL」の提供を開始して以来、行政機関・自治体の窓口をはじめ、ホテルやレンタカー受付などの現場で、外国人や聴覚障がい者とのコミュニケーションをサポートしてきた。
「KOTOBAL」は、AIによる機械翻訳と、24時間365日オンラインオペレーターによる通訳で、最大32カ国の言語に対応した外国語通訳と音声筆談・手話通訳を利用できる多言語通訳サービス。また「リアルタイムAI通訳」では、手動で画面・操作ボタンを切り替えることなく、発話内容をAIが自動で言語判別しリアルタイムに音声通訳を行えるため、会話の流れを途切ることなくスムーズな意思疎通を実現できる。
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