『これだけは知っておきたい!』化粧品業界の基礎知識がよくわかる!
化粧品の意味、定義、種類、販売形態と売上など化粧品産業の基礎から、化粧品の歴史、関連する法規制度、広告表示のルール、皮膚の基礎知識、世界でも注目される安全性情報、原料の特徴、微生物試験、品質保証、禁止成分や危害事例などをわかりやすくまとめています。化粧品業界に関わる上で知っておきたい基礎的な知識を身につけられます。
化粧品の製造販売に携わる実務担当者や社員の研修に役立つ一冊です。
また、化粧品学を学ぶ学生や化粧品に関心のある全ての方におすすめです。
目次
第1章 化粧品について
1. 化粧とは
2. 化粧品の定義
3. 化粧品の種類
4. 化粧品の売り上げと販売形態
第2章 白粉からファンデーションへ ベースメイクアップの歴史
1. 江戸時代までの白粉
2. 有鉛白粉の有害性
3. 無鉛白粉の開発
4. 鉛白の規制
5. 白粉の多様化
6. 白粉からファンデーションへ
第3章 化粧品の法規制
1. 化粧品とは、医薬部外品とは
2. 化粧品と医薬部外品の変遷
3. 化粧品と薬用化粧品の効能効果
4. 化粧品・医薬部外品の製造販売業・製造業
5. 化粧品基準と全成分表示
6. 薬用化粧品の申請
7. 化粧品原料規格と医薬部外品原料規格
8. 日本化粧品工業会の自主基準
第4章 表示と広告
1. 表示
2. 広告
3. 化粧品等の適正広告ガイドライン
4. おわりに
第5章 皮膚と皮膚トラブル
1. はじめに
2. 皮膚と肌
3. 皮膚の構造と機能
4. 真皮
5. 皮下組織
6. 皮膚付属器
7. 主な皮膚トラブルと有効成分
第6章 化粧品の安全性とは
1. 安全性の考え方
2. 安全性の進め方
3. 化粧品による肌トラブル
4. 海外の製品安全管理-製品情報ファイル(PIF)
5. 化粧品の安全性
6. 安全性試験 各論
7. 動物実験の禁止の動きと動物実験代替法の開発
8. GVP 省令
9. 副作用報告制度
10. 最近の安全性情報
第7章 化粧品原料
1. 化粧品原料とは
2. 炭化水素
3. 油脂・ロウ・エステル類
4. 脂肪酸
5. アルコール
6. 多価アルコール
7. 界面活性剤
8. 高分子化合物
9. シリコーン化合物
10. 植物由来成分
11. その他の化粧品原料
12. 諸外国と日本の禁止・ポジティブ成分
第8章 微生物試験と原料試験からの品質保証
1. 化粧品と微生物
2. 化粧品原料と品質保証
3. おわりに
第9章 禁止成分と日本化粧品危害事例
1. 鉛及びその化合物: 歌舞伎役者倒れる
2. 水銀及びその化合物
3. 赤色219 号及び黄色204 号中の不純物スダンI(1‒ フェニルアゾ‒2‒ ナフトール):大阪化粧品公害訴訟
4. スクラブ剤:洗顔料危害
5. グルコン酸クロルヘキシジン:口腔洗浄剤
6. ポリオキシエチレンオレイルエーテル:メーク落とし
7. 加水分解コムギ末:固形石けん
8. ロドデノール:美白基礎化粧品
9. その他
付録 化粧品・医薬部外品関連団体一覧
【監修】高橋 守
【執筆】高橋 守、川戸 淳司、村上 泉子、坂本 哲夫、瀧野 嘉延
【判型・頁】A5判・251頁
【定価】3,740円(消費税込み)
【発行】2025年12月
ISBN:978-4-8408-1665-6
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円
















