オムロン2日、同社の名誉顧問・立石文雄氏が、京都府の「京都府産業功労者表彰」を受賞したと発表した。
同表彰は、商工業団体の運営または事業活動を通じて、京都府の産業発展に大きく貢献された者を表彰する制度で、1981年から実施されています。オムロンからの受賞は、2010年の相談役・立石信雄氏(当時)以来、2度目となる。
立石文雄氏は、1975年に同社に入社後、カナダおよび欧州の現地法人での経営経験を経て、2013年に取締役会長に就任した。京都発のグローバル企業として、世界各国への事業展開を加速させ、京都の産業基盤の強化に寄与してきた。また、京都府内の経済団体で要職を務め、京都の産業発展と地域社会への貢献にも尽力してきた。
さらに、20年からは「公益財団法人立石科学技術振興財団」の理事長として、“人間と機械の調和”を促進する研究活動および国際交流に対する助成を通じて、日本の科学技術の発展に寄与してきた。
立石文雄氏は、「取締役会長としての10年間を振り返ると、“よりよい社会づくり”を掲げた創業者の志に、少しでも近づくことができたのではないかと思っております。また、京都商工会議所副会頭や京都工業会の副会長としての活動を通じて、京都産業の発展に微力ながら携われたことも励みとなっております。今後も、名誉顧問として社員一人ひとりの挑戦を応援し続けると共に、社会の持続的発展に力を尽くしてまいります”とコメントしている。
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