科研製薬は、2025~26年度に想定される主力の爪白癬治療剤「クレナフィン」の特許切れによる減収影響をカバーするため希少疾病領域のパイプライン拡充を進めてきたが、その成果が見えてきた。4月には遺伝性血管性浮腫(HAE)発作時に対する世界初の経口剤として米カルビスタ日本法人が承認申請中のセベトラルスタットの国内販売権を獲得。26年度には、自社開発品で今後の成長ドライバーと位置付ける難治性脈管奇形治療剤「KP-001」を国内承認申請する方針だ。
同社は22年に策定した「長期経営計画2031」で、パイプラインの拡充を目標とし、研究活動と開発品導入を積極的に行ってきた。現時点でパイプライン数は開発中の導入品目を含む12品目になった。
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