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ニチバンは今月から、救急絆創膏の人気ブランド「ケアリーヴ」シリーズの新製品として、傷口の大きさや部位に合わせて自由にカットできる「ケアリーヴフリーサイズ」を新発売したほか、医療施設で高い評価を得ている低刺激性絆創膏「スキナゲートメッシュ」の家庭向け製品、また業界で初めて高密度ウレタン不織布を使用したシップ・ガーゼ固定用粘着包帯「粘着包帯よくのび」の3アイテムを上市した。最近は絆創膏類はかぶれの少ないテープなど品質が重要視されていることから、同社では医療分野で育てたノウハウをヘルスケア、スポーツ分野の製品開発に生かすことでメディカル事業の拡大を目指している。新製品群についても「医療施設で高く評価されている技術と信頼を、家庭でも実感してもらえると期待している。今後も薬局・薬店向け製品のブランド強化を図っていく」としている。
「ケアリーヴ」シリーズは、高密度ウレタン不織布を使用し、肌の動きにフィットする快適な貼り心地で水にも強く、皮膚のムレの少なさ、剥がす時の低刺激さなどが特徴。新製品の「ケアリーヴフリーサイズ」は、ハサミで自由にカットして使えるので部位を選ばない。家庭やアウトドア、スポーツ時など幅広い用途で使いやすい。税込み希望小売価格はテープサイズ78mm×250mm2枚入り504円。
「スキナゲートメッシュ」は、しなやかで透湿性に優れたメッシュ素材に低刺激性アクリル系粘着剤を組み合わせることにより、皮膚の動きに順応し、貼付中の皮膚へのストレスを軽減する。かぶれにくく、剥離時の痛みを軽減しながら確かな固定性を持っていることから、医療現場で高い評価を得ている。自宅でテープを毎日貼り替える人に向け、新たに家庭用を加えた。使用部位に合わせて選べる2サイズがあり、12mm幅は315円、25mm幅は473円(いずれもテープ長7m)
「粘着包帯よくのび」は、シップ・ガーゼの固定時に求められるかぶれにくさ、肌への優しさを高次元で実現するため、これまで粘着包帯に使われたことのない高密度ウレタン不織布に、新設計のスーパーマイルド粘着剤を組み合わせた新発想の粘着包帯。基材はケアリーヴと同じ通気性・伸縮性の高い素材で、固定性と低刺激性のバランスに優れているのが特徴。ハサミを使わずに手で切ることができるため手軽に使え、剥離紙もないので環境にも優しい。指・手首などへの25mm幅は504円、ひざ・足首などへの38mm幅は714円(いずれもテープ長3m)