ニプロは24日の取締役会で、アジアパシフィック地域に所在するグループ会社を統括するため、シンガポールに同社100%出資子会社を設立し、同社が保有する連結子会社1社の株式を現物出資する方法で移管することを決議した。新子会社は来年2月の設立を予定している。
同社は、持続的なグループの成長のため、各地域における地域本社機能の拡充を通じて、グローバルでのガバナンス・コンプライアンスの一層の向上およびコーポレート機能の強化に取り組んでいる。その一環として、アジアパシフィック地域における地域ニーズ・変化への迅速な適応、地産地消の推進、ガバナンス深化および地域採算管理を実現するため、シンガポールに100%出資地域本社「ニプロアジアパシフィックグループ Pte Ltd (仮称)」(社長:土屋聖吾氏、Nipro Asia Pacific Group Pte Ltd)」を設立することとなった。
現物出資により異動する子会社は、「ニプロアジア Pte Ltd」(Nipro Asia Pte Ltd)となっている。
「医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは下記へ。
担当者:河辺
E-mail:kawabe_s@yakuji.co.jp
TEL:03-3866-8499






















