日本医薬品登録販売者会会長 横山英昭
2026年の年頭に当たり、当会は以下の重点項目に邁進していきます。
1.セルフメディケーションの推進と国民の健康増進
健康寿命延伸の達成はわが国の喫緊の課題です。この課題の解決には、セルフメディケーションの推進が不可欠です。OTC類似薬の保険給付除外は見送られましたが、保険給付の見直しが26年度中に実施されることが国の方針として示されました。
登録販売者は、薬局やドラッグストアなど国民に最も身近な場所で、医薬品やサプリメントに関する適切な情報提供・相談応需を行う専門家です。私たちは国民が安心してセルフメディケーションに取り組めるよう健康リテラシーの向上に貢献し、地域医療の一翼を担っていきます。
2.登録販売者の職域拡大と職能向上
当会は、登録販売者がより主体的に業務を遂行できるよう継続的な資質向上研修(外部研修)の充実を図り、専門知識の深化に努めます。また、安全性が確立された第1類医薬品を第2類医薬品に早急に移行できる制度改正を行い、登録販売者が取り扱うことができる医薬品の範囲拡大に向けて関係省庁への働きかけを積極的に行っていきます。
さらに、登録販売者試験の標準化と全国統一試験化を進め、登録販売者が国家資格として揺るぎない地位を築いていきます。登録販売者や一般用医薬品に関する厚労省主催の会議体には必ず参画の声かけをいただき、国民の健康増進と登録販売者制度の発展などについて、積極的に発信できる機会を設けてもらうよう依頼していきます。
3.医薬品販売師の身分法を制定、法的位置付けの確立
将来的な目標になりますが、登録販売者の資格名を「医薬品販売師」といった国民に分かりやすい名称に変更し、身分法を制定した上で、その第1条の任務に「医薬品の供給」と合わせて「セルフメディケーション推進の担い手」としての法的位置付けを明記してもらうことを目指します。これにより、われわれ登録販売者は何を任務とし、社会に貢献する資格者なのかを社会全体に認知していただき、資格の社会的信用と地位を名実共に確立し、国民からの信頼を一層確固たるものとします。
当会は一致団結し、国民の健康増進と登録販売者制度の発展のために全力を尽くす所存です。




















