島津製作所は9日、国際環境非営利団体CDPによる2024年度調査において、「気候変動」分野で最高評価にあたる「Aリスト」企業に選定されたと発表した。これは、同社の気候変動への取り組みとそれらに関する情報開示が評価されたもの。なお、「水セキュリティ」分野は、8段階評価で上から2番目となる「A-」の評価だった。
同社は、「50年度にグループの事業活動におけるCO2排出量を実質ゼロ」という長期目標を設定している。中間目標として「30年度に17年度比でCO2排出量85%、40年度に90%以上削減」も掲げている。環境性能が優れた自社製品を「エコプロダクツPlus」と認定し、顧客先でのCO2排出量の削減にも寄与してきている。太陽光発電設備の設置など再生可能エネルギー(再エネ)由来の電力活用にも力を入れている。
また、国際的な環境イニシアチブ「RE100」に加盟し、「50年までにグループの事業活動での使用電力を再エネ由来100%に切り替える」ことを宣言している。
同社は、経営理念である「“人と地球の健康”への願いを実現する」企業として、▽省エネや再エネ導入のさらなる拡大▽サプライチェーン全体での環境負荷低減▽環境価値を創出する製品や技術の開発――を推進し、環境保護と事業成長を両立しながら、持続可能な社会の実現を目指している。
なお、CDPは企業の気候変動、水、森林に関する世界最大の情報開示プログラムを運営する英国で設立された国際NGO。CDPのスコアリングでは、TCFDフレームワークに整合した厳密かつ独自の評価基準に基づき、企業の報告の充実度、環境リスクに対する理解度、さらには野心的な目標設定やアクションの検証といったベストプラクティスの実施状況が評価される。
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