日本病院薬剤師会の武田泰生会長は、本紙の取材に対し、これからの10年に向けた日病薬ビジョンについて方向性を語った。臨時総会で3期目となる2026.27年度の次期会長候補者に選任された中、総合診療医と協働し、入院から在宅まで包括的な薬物治療管理を担う「総合臨床専門薬剤師」の創設を提案すると共に、地域で急性期から回復期、在宅へと多職種を調整する「医療コーディネーター」を新たな職能として位置づけたい考えだ。急性期に限定しない地域密着型病院や、地域医療で活躍したい若手薬剤師の思いに応える職能を目指す。
武田氏は、病院薬剤師の資質向上に強い意欲を示す。既に都道府県病院薬剤師会と連携し、地域内の複数病院がグループを組んで卒後臨床研修をプログラム化するなど、卒後臨床研修の創設に取り組んでいるが、「新人研修から中堅研修、管理者養成研修、リーダーシップ研修まで日病薬や各団体が実施している多様な研修を整理し、専門性を高める研修やキャリア形成を支援する研修をロードマップとして提示したい」と述べ、職能向上に資するキャリア形成研修を創設する意向を明らかにした。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。



















