日本ベーリンガーインゲルハイムは、3日に都内で行った事業説明会で、肥満症治療薬候補が第III相試験段階にあることを明らかにした。治験では投与76週時点でベースラインから17.8kg減少した。今年中にも他の臨床試験結果を含めて順次開示していく予定という。同剤を含め他の有望な第III相試験段階開発品も説明会では紹介された。これらを日本で承認申請するかについて同社は明確にしなかったが、2030年までに日本で10件以上の承認申請・発売を目指す方針を示した。
新たな肥満症治療薬候補は、代謝機能の調節に関係しているグルカゴン受容体とGLP-1受容体のデュアルアゴニスト「BI456906」。
独本社の発表によると、第III相のSYNCHRONIZE-1試験では、主要評価項目として投与開始76週後の体重減少率についてプラセボ群の3.2%に対し、統計学的に有意な減少となる平均16.6%を達成した。
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