
左:山室氏、その右:廣瀬氏
経済産業省商務・サービスグループ生物化学産業課(バイオ課)が事務局を務めた政府の「合成生物学・バイオワーキンググループ」関係者による産学官交流会が21日、東京・霞が関の経済産業省別館7階「ベツナナ」で開かれた。
席上、バイオ課長の廣瀬大也氏は、同日付で自身が内閣府の参事官に異動し、後任に山室芳剛氏が就任すると明らかにした。廣瀬氏はバイオ課長就任から1年での異動となる。山室氏は富山県庁への出向を終え、本省に戻る。山室氏は、バイオや医療機器分野の業務経験はないという。
合成生物学・バイオワーキンググループは、日本成長戦略会議で合成生物学やバイオ分野の検討を進めるため、今年2月に組織され、合計4回の会合を開き、官民投資ロードマップ案などをまとめた。交流会は関係者の慰労を兼ねて、会費制形式で開かれ、約90人が参加した。
交流会に先立ち、まず廣瀬氏がバイオ課長として、同課の直近の動向をスライドを使って約20分間説明した。内容は、日本成長戦略、同日決定した骨太の方針2026、化粧品への取り組み、中東情勢への対応など。このうち化粧品については、「化粧品競争力強化検討会の中間報告を6月に取りまとめた。日本はコロナ禍以降、少し伸びが止まっているが、韓国などは伸びている。国内需要が落ちていく中、伸びが止まっている状況をどう転換するかという点を、Jビューティーという形で成長戦略、骨太の方針に書き込むことができた」と述べ、検討会の成果を強調した。
このあと交流会に移り、廣瀬氏が冒頭で人事を公表した。当日、廣瀬氏は新しい名刺を用意していたが、山室氏はまだ用意できていなかった。
廣瀬大也(ひろせひろや):内閣官房国家安全保障局・内閣府政策統括官(経済安全保障担当)付参事官
山室芳剛(やまむろよしたか):経済産業省商務・サービスグループ生物化学産業課課長

産学官交流会の様子
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