◆厚生労働省は6日、薬剤師国家試験の合格者を発表した。受験者1万1046人に対し合格者は8202人、合格率は約74%で、過去10年間では2番目に低い数字。前回と比較しても約10ポイント下がっており、今年の国試は難関だったといえそうだ
◆6日の合格発表当日、発表場所である厚労省講堂に足を運んだ。受験生が必死に自分の受験番号を探す姿を見ていると、思わず「合格してほしい」という気持ちでいっぱいになる。この場を借りて、合格した人に改めて「おめでとう」の言葉を贈りたい
◆ただ、合格したからこれで勉強が終わりではない。医療分野では次々新しい技術が生まれ、画期的新薬も開発されてくる。薬剤師が活躍する場面は多岐に及んでおり、どの職業に就いても、今まで以上に研鑽を積むことが大切になってくる
◆国試に合格しても、薬剤師としてはまだ半人前。今後、どれだけ知識・技術に磨きをかけ、自分を成長させていけるか、今からが本当の意味のスタートだ。「薬剤師は生涯勉強」を初心に頑張ってほしい。
「薬剤師は生涯勉強」
2006年04月19日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿