倉敷市の基幹病院や医師会、歯科医師会、薬剤師会、行政関係者らは、岡山県内初となる地域フォーミュラリを策定し、6月29日から運用を開始した。アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)とHMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン)の2領域を対象に、地域の医薬品使用実態を踏まえて推奨薬とオプション薬を選定した。関係者は、地域で使う薬を標準化することで、入退院時の地域連携が円滑になり、医薬品の安定供給にも役立つと期待している。今後、対象領域の拡大を進める方針だ。
ARBでは、推奨薬にオルメサルタンとアジルサルタン、オプション薬にカンデサルタンとロサルタンを選んだ。日本フォーミュラリ学会が定めたモデルフォーミュラリを参考に、モデルでは推奨薬になっているテルミサルタンに代えて倉敷地域で処方量の多いオルメサルタンを採用し、導入時の混乱を抑えることを重視した。
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