クラシエホールディングスの新社長に、7月31日付で石橋康哉副社長が就任した。中嶋章義会長は代表権が外れるが、引き続き取締役会長を務める。なお、小森哲郎社長は同日付で退任した。
役員異動の理由について、同社では「グループの再編から3年以上にわたり、効率的経営と収益向上に向けて諸改革を推進してきたが、所期の目的を達したことから、新しいステージを迎えるにあたり、新経営体制の元で早期にグループ各事業(トイレタリー・コスメティックス事業、薬品事業、食品事業)の成長を図っていく」としている。
石橋社長は兵庫県出身、53歳。1980年に武蔵大学経済学部卒、カネボウ化粧品神戸販売入社後、カネボウ人事グループ統括マネージャー兼人事企画グループ部長、取締役人事室長などを歴任し、副社長執行役員を務めてきた。
クラシエホールディングスの新たな取締役メンバーは、取締役会長執行役員中嶋章義、代表取締役社長執行役員石橋康哉、取締役會田隆太郎、社外取締役竹井友二、同林竜也