◆最近、講演会などで参加者に対し「携帯電話の電源はお切りになるか、マナーモードにしてください」というお願いは、ごく当たり前になった。場所によっては、むしろマナーというより、ルールと言っていいだろう
◆先週末、市民向けの健康セミナーで、講演中に大きな着信音を出し、さらには話し出すケースを見かけた。ここ1カ月ほどで2回目の経験であるが、いずれも高齢者といえる人たちである。着席のまま、普通の声で話している。電話はすぐに出なければいけないと思っているのか、機能が分からないのか、いずれかだろう
◆どちらも場所は健康管理をテーマとした講演会場。参加者が高年齢ということで、演者も病気などに関する話を分かりやすく解説する。例えば、善玉コレステロールの部分では、「善玉、悪玉があるのか。全部悪いものと思っていた」などと感心し、熱心にメモを取る姿も珍しくない
◆健康維持をテーマとする講演会は多く、ほぼ会場は満員になることが多いようだ。果たして、これらの“元気な”人に健康づくりが必要なのかとも思ってしまうが、バイタリティーには感服するばかりである。
健康セミナー参加者の元気
2009年08月28日 (金)
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