≪概 要≫
人は何故がんになるのか? がんとは一体何ものなのか? がん細胞の振る舞いからがんを考えたユニークな書。これまで多くのがんの本が出されているが、本書によって新たな視野が開けてくるはず。専門知識がなくても深いレベルでがんが理解できる。
≪目 次≫
第一章 がん細胞の出現とその動態
第一話 がんと人間
第二話 良性腫瘍と悪性腫瘍
第三話 がん細胞を夫唱婦随で支えるストローマ
第四話 上皮組織の造り
第五話 癌と肉腫
第六話 固形がんと血液のがん
第七話 組織と変容
第八話 悪性化への道
第九話 がん細胞には個性がある
第十話 ストローマの出来具合によって、がんは硬くもなるし、軟らかくもなる
第十一話 最後の診断
第十二話 世界最初の化学発がん
第十三話 人は何故がんになるのか?
第十四話 それでは、がんとは一体何者なのか?
第二章 がん治療 -化学療法、医療体制-
第十五話 がん治療の最後の砦 -化学療法-
第十六話 非選択的療薬、選択的治療法のどちらにも問題がある
第十七話 人体と薬物の相互作用
第十八話 がん細胞を標的とした薬物の開発
第十九話 分子生物学的研究の功罪
第二十話 がん医療 -日本とアメリカ-
第二十一話 日本の医療体制の構造的欠陥 -医師と薬剤師-
第二十二話 がんを生きる
第二十三話 一国が明確にすべき医療のビジョン
付録(がんに関するウェブサイト)
著者 荒田洋治(’09.9)
●四六判 211頁
定価2,090円(消費税込み)
ISBN978-4-8408-1100-2 C3047
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円