
インフルエンザ対策として期待される「メディケア」新製品
森下仁丹では、医療パッドや包帯、救急絆創膏や傷あて材など、医療衛生商品「メディケア」シリーズを展開してきたが、今冬のインフルエンザ流行に備え、今月から「メディケア手指殺菌・消毒ジェル」「メディケア除菌・消臭スプレー」を新発売した。家庭だけでなく、オフィスや外出先での使用を想定し、携帯に便利な少量サイズも用意しており、幅広い需要を期待する。同社では、ウイルスや細菌感染の予防に役立つ製品を加え、シリーズが充実した「メディケア」を、セルフメディケーションに対応するブランドとして訴求していきたい考えだ。
「メディケア手指殺菌・消毒ジェル」(指定医薬部外品)は、適量を手指に塗布または塗擦して使用する。有効成分エタノール(100mL中に、エタノール83・2mL)のほか、ヒアルロン酸ナトリウムを配合しており、手荒れが気になる人も安心して使用できる。税込み希望小売価格は、60mL550円、400mL1200円。
「メディケア除菌・消臭スプレー」(分類は雑品)は、孟宗竹の茎の表皮から抽出される成分を配合したアルコール除菌消臭剤。このモウソウチク抽出物は、強い殺菌力にもかかわらず、食品添加物として認められているほど安全性の高い素材という。そのほか酒精、グリセリン脂肪酸エステル、フマル酸、精製水を配合している。対象物に噴霧するだけで、使用後の拭き取りや水洗いは不要。100mL700円、500mL1500円。