興和テバは2010年1月5日から、正式にジェネリック医薬品(GE薬)の販売を開始すると発表した。全国6支店13営業所を開設し、興和の子会社「興和創薬」が取り扱うGE薬19製品の販売を引き継ぎ、営業部門110人体制で、いよいよ国内GE薬市場に本格参入する。自社第1号製品「アムロジピンODフィルム『興和テバ』」は、1月12日から投入する予定だ。
興和テバの営業体制は、全国に6支店(北日本、関東、東京、中部、近畿、西日本)、13営業所を開設し、MR90人を含めた110人体制の布陣となった。来年1月5日から、興和創薬のGE薬19製品の販売を引き継ぎ、国内で本格的に売り出す。MR90人の約半数は、興和創薬と興和テバのMRで役割分担を進めることになるが、今後必要に応じて増員する予定。
興和テバの第1号製品となる「アムロジピンODフィルム『興和テバ』」は、1月12日から投入し、当面は興和からの移管19製品と自社フィルム製剤の販売に注力していく。さらにその後、興和やテバの日本法人「テバファーマスーティカル」が開発している製品の投入に加え、他社製品の導入も検討し、製品ポートフォリオの拡充に取り組む方針だ。
興和創薬のGE19製品の08年度売上高は、約60億円。