≪概 要≫
毒性試験の試験責任者&統計解析担当者の必読本!!
著者は、(財)食品農医薬品安全性評価センターに26年間奉職。げっ歯(非げっ歯)類を用いた毒性試験の統計解析法の構築・維持及び多方面からのコメントに対応し、また単回投与毒性試験などの短期試験も担当してきました。
本書では,各解析法に対する多くの研究者のコメントに加え、それに対する著者の意見も充実しています。併せて,ここ20数年間の統計解析の「変遷」及び「絶対に使用してはいけない手法」などの実例も示し解説しています。
本書を読んでいただければ、どこの試験施設でも、ガイドラインにより毒性試験が完璧に実施され、同じ試練・検査結果が得られることは間違いないはずです。
ぜひ、試験責任者及び統計解析担当者に参考にして欲しい一冊です。
≪目次≫
第1章 毒性試験とガイドライン
第2章 基礎数値および用語
第3章 等分散と正規分布の検定
第4章 分散などの分布を用いるパラメトリック検定
第5章 分散などの分布を利用しないノンパラメトリック検定
第6章 頻度データの評価
第7章 決定樹
第8章 その他の解析法
第9章 イヌなどを用いた少数例の解析法
第10章 解析法の選択とその注意点
第11章 米国FDAおよびNIHsのNTPテクニカルレポートの統計解析
第12章 世界と日本の解析法の違い
第13章 OECDガイドラインの動向およびテストガイドライン422(TG 422)の統計解析法の標準化
第14章 問題となる解析法
■著者:小林克己
■定価:3,520円(消費税込み)
■判型・頁数:B5判・248頁
■ISBN978-4-8408-1114-9 C3047
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円