ライオンは、主力の解熱鎮痛薬「バファリン」ブランドの認知度向上につなげるため、2月22日を「頭痛にバファリンの日」と制定した。同日を「ズツーに」と見立てたもので、今後は継続的に解熱鎮痛薬カテゴリーを牽引していくブランドとして、2月だけでなく毎月22日を“頭痛の日”として、様々なアプローチも行っていく。
22日には、「バファリンルナ」のCMに出演中の、タレントのベッキーを迎え、都内で「頭痛にバファリンの日」制定発表会が開かれ、日本記念日協会の加藤清志代表から、「記念日登録証」が授与された。ベッキーからは、頭痛に負けない秘訣なども披露され、今後は社会の様々な場面で、頭痛のタネを抱えながらも頑張っている女性に向けて、CMなどを含めて応援メッセージを発信していく。
今年で発売46周年を迎える「バファリン」ブランドは、解熱鎮痛薬カテゴリーでトップブランドの一つに位置づけられる。昨年10月には、独自の錠剤崩壊技術(FASTab)を採用し、つらい頭痛や熱に速く効く処方の「バファリンプラスS」を発売し、20~30代の女性ユーザーを増やしている。
製品ラインナップも、大人用(15歳以上)が「バファリンA」「バファリンプラスS」「バファリンルナ」「バファリン顆粒」(いずれも指定第2類医薬品)、子ども用(3歳以上15歳未満)が「小児用バファリンCII」「小児用バファリンチュアブル」(いずれも第2類医薬品)と、充実してきた。
これまで、TV中心のコミュニケーション展開を行ってきたが、昨年5月には「バファリン」ブランドのスペシャルウェブサイト(http://www.bufferin.net/special/)を開設し、若い世代の新規ユーザー掘り起こしにつなげた。
同サイトは、仕事や恋愛などの悩みを画面で入力する(打ち明ける)と、それが木の実に模した“頭痛のタネ”と診断され、その頭痛のタネをリスの癒し系キャラクター「バファリス」が、きれいに食べてくれる。開設以来、延べ約50万人が訪問する人気サイトとなっている。
「頭痛にバファリンの日」となった2月22日からは、新たなバファリスの仲間として、ピンク色(バファリスピンク)と水色(バファリスエス)のリスも加わり、さらに携帯サイトにもコンテンツを追加するなど、リニューアルを図った。今後も、同サイトを通じた情報発信にも取り組んでいく。