医療機関・保険薬局向けの業務支援ソフト販売会社のサポット(東京渋谷区)は、乳幼児向けの投薬専用スプーン「おくすりスプーンらくらくこっくん」を、全国の薬局・薬店、ドラッグストア、ベビー用品店に向けて、本格販売を開始した。これまで一部の薬局等で取り扱っていたが、消費者からの問い合わせが増えてきたことで、販路拡大を図った。
「おくすりスプーンらくらくこっくん」は、病気で機嫌の悪い乳幼児に対して、確実に薬をのませることを目的とした、投薬に特化して開発されたスプーン。透明なポリプロピレン製で、スプーンの柄の部分に目盛りがついており、計量カップを兼ねているので、1回分の投薬量が簡単に計量できる。柄の上部には足がついており、薬を入れた後もこぼさずに、テーブルに置ける。
スプーン部分は、赤ちゃんの口にしっかりフィットするよう、深く丸く設計されている。子どもが薬を吐き戻してもスプーン部分が受け止めるため、1回分をこぼさずに全部のませることができる。
幼い病児のケアは、特に若い母親にとっては大きな心配事で、さらに小さい子どもに薬をのませるのは、悩みの種でもある。同社では「1日も早くよくなってほしいと願う母親の気持ちに応え、気軽に手に取ることができるようパッケージを簡素化し、低価格(希望小売価格1本150円)を実現した」という。フック陳列が可能で、会計時のついで買い商品としても販売しやすい。
問い合わせは、同社「らくらくこっくん事業部」(TEL03・3466・4130)