厚生労働省保険局医療課は23日、薬価基準収載品目の分類別品目数と市場シェアを公表した。それによると、後発品のない先発品が、数量シェアでは18・9%であったものの、金額シェアでは47・8%を占めて最も多かった。
数値は昨年9月の薬価調査結果を整理したもの。このほか、後発品のある先発品が数量36・3%で金額35・9%、後発品が数量20・2%で金額7・6%、局方品・漢方エキス・生薬・ワクチンなどその他が数量24・6%で金額8・7%だった。
なお、2010年4月時点の薬価収載品目数は後発品のない先発品が1894品目、後発品のある先発品が1469品目、後発品が6778品目、その他が4164品目となっている。