◆7・11に向け、参院選の火蓋が切られた。24日には与野党の党首や幹部が各地で舌戦を繰り広げた。盛り上がりを見せつつあるかに見えるが、自国開催以外で初の決勝トーナメント進出を決めた「侍ブルー」相手に善戦するのだろうか
◆今回の参院選は、首相交代で野党の当てが外れ、また大きな新たな争点になりかけた消費税問題も、菅首相の巧みなディフェンスに阻まれた感があるが、民主党は過半数を懸け野党との戦いを繰り広げる
◆薬業界にとって大きな関心事は比例区であろう。立候補者は187人に及び、前回2007年の選挙を30人近くも上回り、まさに激戦だ。一方、関係団体では日本医師連盟は民主・自民両党の候補を“支援”し、日本歯科医師連盟は民主党支援に切り替えた。政権交代の影響を強く受けたが、日本薬剤師連盟は「ぶれることなく」24日の出陣式に至った
◆診療報酬の基本はまず「項目」を盛り込むこと。国政では専門の代弁者を送り込むことにほかならない。「薬剤師議員の復活」は最低要件。関係団体が揺れる中、善戦ではなく、圧倒的な勝ち越しが、次なる展開にもつながる。
「薬剤師議員の復活」へ
2010年06月28日 (月)
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