TOP > 無季言 ∨ 

熱中症予防は薬局・薬店で

2010年07月23日 (金)

◆南部を除く九州から関東まで一気に梅雨明けしたと思ったら、東京でも連日35℃を超える猛暑日が続いている
◆昭和40、50年代頃までは、夏休み中でさえ30℃を超える日は数日しかなかった記憶がある。学校の屋外プールでは、唇を紫にしながら泳いでいたものだ。それが最近では35℃、内陸部では38℃などと聞いても驚かなくなったことは、本当の意味で驚きだ。日本で一番暑いとされる埼玉県熊谷市は、高い気温自体をPRしている
◆地球温暖化のせいだと納得したところで涼しくなるわけではない。こうなると、マスコミに大繁殖するのが「熱中症」なる単語だ。その種類には、熱失神、熱痙れん、熱疲労、熱射病(日射病)などがあり、それぞれに対処法が異なっている。一般の人はそんなことは分からない。連日、数十人が救急車で運ばれている現状にあり、最悪の場合は死にさえ至る
◆気象庁やお天気番組などでは、水分補給などの注意を喚起しているが、リスクの高い患者をはじめ、脱水しやすい高齢者にとって、身近な存在である薬局・薬店こそが、熱中症予防の中心的存在になるべきではなかろうか。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術