富士通九州システムズは、ヒトの薬物代謝酵素に特化したデータベース「ADMEデータベースバージョン19」の発売を開始した。
ADMEデータベースは、クロアチアのレンディック博士が文献から収集した、ヒトの薬物動態関連蛋白質・薬物の情報を中心としたデータベース。
非臨床の薬物代謝を中心にデータが収載されており、Webブラウザーからキーワードや化学構造を入力するだけで、効率的に情報を検索できる。
また、ADMEデータベースに収載された薬物代謝データをもとに、副作用を起こす可能性がある組み合わせを検索することもできる。
今回のバージョンアップで、272件の文献から約1400件のデータを追加し、全データ件数(ヒトのデータ約5万7000件、動物データ約2万3000件)は約8万件と充実した。
問い合わせは同社ライフ・サイエンスシステム部(TEL092・852・3131)まで。