カンロは、音楽大学の教授や音大生たちと共同開発した「ボイスケアのど飴」を、今秋から全国のドラッグストアで発売しているが、営業マンや店舗スタッフといった人と話す機会が多い人や、カラオケが好きな人など、日頃から“声を守りたい”人たちの間で注目を集めている。
数多くの飴製品を発売するカンロは、のど飴を菓子として一番最初に発売した会社。
同社の開発チームは2007年夏に「のど飴らしいのど飴」を作りたいと、検討を開始した。商品開発に携わったのが、国立音楽大学教授で、声楽家の小林一男氏と同校の学生たちで、60種類以上の試作品を作るなど、試行錯誤の結果、完成に至ったという。
のどにやさしいハーブ類(枇杷の葉、オリーブの葉、生姜、ツリガネニンジン、キキョウ、カラスウリ、カンゾウ)のほか、プロポリスも使用し、ほどよいメントール感のある味わいに仕上げている。価格はオープン。同社ホームページ(http://www.kanro.co.jp/)内で、詳しい開発ストーリーも紹介している。