【新製品】「コンタック」から第1類鼻炎スプレー‐OTC点鼻薬で初のスイッチ成分配合 グラクソ・スミスクライン

2010年11月22日 (月)

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「コンタック鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」

 グラクソ・スミスクラインは12月7日から、第1類医薬品のスイッチOTC点鼻薬「コンタック鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」を新発売する。医療現場では、鼻過敏症治療剤として長年使用されている抗炎症・抗アレルギー作用を持つベクロメタゾンプロピオン酸エステル(BDP)を、一般用医薬品として日本で初めて配合した。通常、朝と夕の1日2回の使用で、優れた効果が持続する。同社では今後の需要期に向け、強化された「コンタック」ブランドの鼻炎・花粉シリーズの積極的な販促を展開していく。

 有効成分のBDPは、1964年に英国グラクソ社(現グラクソ・スミスクライン)が医療用として初めて開発した、点鼻ステロイド薬の成分。BDPは皮膚外用ステロイド剤、気管支喘息治療剤、定量噴霧式鼻過敏症治療剤のベコナーゼなどに配合され、長年にわたって医療現場で使用されている。

 微量で局所作用に優れており、吸収されにくいため、全身的影響が少ないことが特徴で、豊富な安全性と効果に関するデータが蓄積されている。BDP配合の点鼻薬は現在、海外では13カ国でOTC薬として販売されているが、日本での販売は今回が初めてとなる。

 BDPについては、佐藤製薬がGSKとのライセンス契約により、独自に製剤検討・開発および臨床試験を行い、スイッチOTC薬として承認を取得したもので、佐藤製薬でも同じく12月7日から、第1類医薬品の「ナザールAR<季節性アレルギー専用>」として発売する。

 新製品の「コンタック鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」は、成人(18歳以上)が対象。1回の使用量は、左右の鼻腔内に各1噴霧ずつを、1日2回(朝・夕)行うことで、花粉など季節性アレルギーによる鼻づまり、鼻水(鼻汁過多)、くしゃみなどの症状を緩和する。朝に噴霧すれば夕方まで症状が抑えられるなど、「これまで人目を気にしながら点鼻薬を日中に使用していた人にも使いやすい」(同社)など、使用効果が持続することが大きな特徴。

 製剤上の特徴として、滞留性に優れたゲル基剤を用いた薬液が、マイクロミスト(微細な霧状の粒子)の噴霧で鼻粘膜の炎症部位に付着するため、スプレー剤でも液ダレしにくく、薬液が喉に垂れにくい。さらに、眠くなる成分が含まれていないため、使用中の車などの運転を妨げない。税込み希望小売価格は、10mLボトル入り1970円。

 第1類医薬品の新製品が加わり、コンタックブランドの鼻炎関連品は「コンタック600プラス」(指定第2類医薬品)、「コンタック600プラス小児用」(指定第2類医薬品)、「コンタック600ST」(第2類医薬品)と、季節性のアレルギー性鼻炎をトータルケアできるラインナップとなった。同社では、症状の程度や生活スタイルに合わせた選択ができる強みをアピールしていく計画。




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