【新製品】低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤「ヤーズ配合錠」 バイエル薬品

2010年11月19日 (金)

 バイエル薬品は16日に、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤「ヤーズ配合錠」を新発売した。

 器質性の月経困難症に加え、日本で初めて機能性月経困難症にも適応を持つことが特徴。月経に伴う痛みなどの様々な症状を緩和する。

 日本で初めて新規プロゲスチン(合成黄体ホルモン)としてドロスピレノンを3mg配合し、エチニルエストラジオールの配合量を国内最低用量の0・02mgまで減らした。それによって、エチニルエストラジオールによるむくみなどの副作用を抑えられることも特徴。

 月経困難症は、子宮内膜症や子宮筋腫など器質的疾患に伴うものと、器質性疾患を伴わない機能性のものとがある。

 同剤の排卵抑制作用と子宮内膜増殖抑制作用が、プロスタグランジンなどの過剰産生を抑え、痛みなどの症状を緩和する。

 日本では、生殖可能年齢に該当する約2700万人の女性のうち、3分の1が何らかの医学的支援を必要とする月経痛を抱え、鎮痛剤を服用しても日常生活に支障を来す女性は約6%に達するという。

 実薬を1日1錠、24日間服用した後、プラセボ錠を4日間服用する28日間サイクルを繰り返す。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術